子育て支援制度 利用者の声

子育て支援制度 利用者の声     A先生(平成11年卒)5歳・3歳の2人を子育て中

この4月から地域基幹病院であるA病院で子育て支援制度枠を利用しています。

大学院及び育休のため4年半小児科臨床から
離れておりましたが、この度「子育て支援制度」を
利用して子育てを行いながら小児科医と しての
キャリアを継続し、スムーズな 臨床復帰を
目指しております。


現在、A病院で当番・当直なしの1日6時間x週4日 の計24時間の非常勤医として
勤務させていただいています。

A病院の場合、週30時間勤務で常勤とのことでしたが、
私の希望 で無理のない臨床復帰を優先し、まずは非常勤として始めました。
週2回午前外来、週1回午後の専門外来、他は病棟、 予防接種外来、
救急当番などをやらせて頂いております。

臨床経験が少ないために臨床復帰に 対し非常に不安も強かったのですが、
A病院がグループ主治医制 をとっていることもあり負担なく働かせてもらっています。
外来だけでなく入院の患者さんも診療できるというのは、 非常に刺激になりますし
学ぶことも多いです。


また、子供の急な発熱も4月から何度かありましたが、 その都度半休などの
お休みをいただいています。 A病院の先生方は、子供の発熱の休みに対して
とても快く受け入れて下さり、 とても助かっています。


この先、子供を育てながらどこまで働けるのか自信があるわけではないですし、
いろいろと模索しながらになると思いますが、 なるべく仕事を続けていきたいと思い、
子育て支援制度を 利用させて頂いています。


子育て支援制度が発展していくことを切に願っております。

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B先生(30代・こども2人を子育て中)

本制度で1年間B病院に勤務後、現在は大学院に進学しています。
第1子が8カ月になり、この制度を利用開始しました。

当直や時間外はできないがこれまでに近い形態で働けないかと考えていたときに、
本制度がスタートしたのを知り、応募しました。


私の場合、週5日9時〜17時の勤務で業務内容は 外来・入院の
診療の両方に携わりました。
グループ主治医制で、入院患者さんにも主治医の一人として
接しさせてもらいました。
時間外は同じグループや当直の先生に引き継ぎをしてお願いしました。


子どもが熱発したりしたことも1年間に5度ほどはあったかと思いますが、
そのたびに早退して翌日お休みをいただいたり、早退して子どもを
祖父母に預けに行ったりしました。
この際も周りのスタッフの方々、とくに部長先生にご理解いただけたので、
大変助かりました。


まわりに負担や迷惑をかけてしまい、続けて良いものか
自問自答することもありましたが、振り返ってこの1年間の経験が
自信や今の目標につながっています。

子育て支援制度とこの制度を採用していただいた病院に本当に感謝しています。

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C先生(30代・こども2人を子育て中)
大学院卒業後、本制度を利用開始しました。

午前9時半から午後4時まで週3回勤務しており、勤務内容は外来診療が中心です。

子どもが発熱など体調不良のとき、早退したり急なお休みをいただいたり
していますが、勤務先の先生が理解してくださり、本当に感謝しています。

このような形で臨床を続けることができて、よかったと思っています。


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D先生(30代・こども1人を子育て中)

勤務中の病院で産休を頂いた後、第1子が6ヶ月になった時点で
復帰する際にこの制度を利用しました。
子育ての時間を確保するため、外来勤務中心で働く形態を希望したのが理由です。


私の場合、週2日のみ13時−17時の専門外来を担当させて頂きました。
その間、子どもは病院の託児所でみてもらえました。
仕事が長引く事がありましたが、託児所が遅くまで対応していただけたので
助かりました。

ほとんど代務に近い勤務形態でしたが、部長先生のご理解があり、
継続することができました。
その期間を経て、現在は別の病院ですがほぼ常勤の形態で仕事を
させていただいています。

この制度を利用する事で、産休から復帰する段階で少しずつ仕事に戻ることができ、
本当に良かったと思います。



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E先生(30代・こども1人を子育て中)

4年前に出産後、本制度で復帰して以降、 現在4つ目の病院で勤務しています。

昨年までの2年間は専門施設でアレルギーの専門医としての研修を行い、
現在ではK病院で勤務しています。

アレルギーの専門外来や食物負荷試験等を軸として、当直・待機無しの
状態で勤務しております。


この4年間、子供の病気や入院等で色々な先生方にご迷惑をおかけすることも
多々ありましたが、周りの先生方のご理解があった事で、
このような形で細々とですが、大好きな仕事を続けられ、とても有り難く思っています。

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